2019年12月過去記事ブログ2

こちらは2019年12月の過去記事ブログになります。

あと数日で今年も終わろうとしています。精子提供ボランティアもやっと2年が経とうとしています。2019年も無事に妊娠した方がおり安心しています。しかしあまり喜べないという気持ちもあります。それは提供しても妊娠できなかった方がいらっしゃるからです。年齢的な理由だったりさまざまな理由があります。女性がには子どもを直接産んだという実感があります。そのため子どもを産んだことがないというのはとても辛いことだと思います。

毎月ホームページをご覧の方からお問い合わせのメールをいただきます。お問い合わせいただいた人にすべてに提供したというわけでなく、旦那さんに似ている精子提供者を探しているということでお断りがある場合もあります。でもほとんどの人と面会をして提供させていただいております。面会してその後提供をしてすべての依頼者さんが妊娠したというわけでなく妊娠して人の倍くらいの人たちが妊娠しなかったもしくは連絡が途切れるということになっています。

実際に精子提供を受けた人すべてが妊娠ということはなく妊娠した人の倍くらいの人たちが妊娠しない、または連絡がなくなるというのが実際のところです。しかし、これは⻘い鳥のところだけではないようで依然として時々あるのが妊娠しないという理由で他の提供者さんからの乗り換えの問い合わせです。他の提供者さんもすぐには妊娠せず苦戦していることが伺えます。精子提供を受けて妊娠する人は初めて妊娠する方がほとんどで1〜2度の提供で簡単に妊娠すると思っている方が多いかなと思います。改めて女性の周期に提供場所と時間を合わせること、そして禁欲期間を守ること、1周期あたりの提供回数が重要なことを実感しています。

精子提供を受ける依頼者さんに多かったのが産婦人科で疾患があるという方でした。精子提供を受けて妊娠するための準備を始めてから初めて産婦人科に行って疾患が明らかになる人が多く感じました。軽い子宮内膜症や卵管が狭く妊娠に支障が出るかもしれないといった感じです。精子提供を受ける時には産婦人科で検査することをお勧めします。特にはしかや風疹にかかると子どもに影響があるので抗体が低い場合は妊娠前にワクチンを打つ必要があります。精子提供を始めて思うのが思っていたよりも大変だなということです。以前のブログでも書きましたがまだ容器に精子を出すのが難しく慣れません。特に厳しいのが容器に精子を出す場所が駅構内のトイレであるとすぐ近くに人がいたりするので気になってしまって、なかなか精子が出てこなくてとても辛いですね・・。このあたりは場所を変えたりする工夫が必要かもしれません。ほかの精子提供者さんでは妊娠しないので精子提供者さんを変えたいという問い合わせをいただくことがありますが、長い人では1~2年ものあいだ精子提供を受けていたという人がいます。シリンジ法を毎月日時を合わせて1~2回、1~2年間続けることはとても大変な労力が必要です。こうした良心的な精子提供者さんは本当にわずかだと思います。自分にはこうした長期間精子提供する覚悟あるのかと問えば疑問が残ります。いままでは精子提供の依頼があれば簡単に返事をしていましたが最近では途中で投げ出さないためにも、もし妊娠しない場合はどうするのかという踏み込んだお話もさせてもらっています。精子提供するにあたり覚悟と責任を新たにしていきたいと思います。