高齢男性からは女の子が生まれやすくなる

女性が子どもを産むとき男の子のなるか女の子になるかは精子が卵子に授精した時点で決まります。男の子が生まれやすかったり逆に女の子が生まれやすかったりとの違いは精子の違いであると言われています。高齢男性からは精子が変化することで若者よりも女の子が生まれやすくなるようです。

男の子が生まれるXY型精子と女の子が生まれるXX型精子

23番目の染色体で性別が決まる。この場合はXYなので男の子が生まれる。

男の子が生まれるXY型精子と女の子が生まれるXX型精子があります。生まれてくる子どもの性別はこの2種類の精子のうちどちらが卵子に授精するかで決まります。精子には2組が一つになった染色体が合計23個あります。このうち23番目の染色体がXYであると男の子、XXであると女の子が生まれます。

この2種類の精子、男の子XY型精子と女の子XX型精子にはそれぞれ染色体の違いだけではなく精子数や寿命、動き方に違いがある。23番目の染色体画像をみるとわかるがX染色体よりもY染色体のほうが小さい。そのため男の子XY型精子は女の子XX型精子よりも身軽で速く動くことができるという説がある。

男の子XY型精子女の子XX型精子
速い動き遅い動き
動く寿命が短い動く寿命が長い
精子の総数が多い精子の総数が少ない
23番目のY染色体はX染色体よりも小さい

なぜ男の子が多く生まれるのか

一般的に女の子よりも男のほうが出生数が多い。これは国や人種に関係なく同じ割合で生まれる。この男の子が多く生まれる理由が男の子XY型精子の数が女の子XX型精子よりも多く作られているからだと言われている。

高齢男性は男の子XY型精子が減少して女の子が生まれやすくなる

調査した男性の年齢男の子XX型精子の割合
16.5〜31.2歳1.06±0.07
31.3〜33.8歳1.08±0.15
33.9〜35.8歳1.08±0.16
35.9〜37.9歳1.05±0.08
38.0〜40.0歳1.06±0.07
40.1〜42.5歳1.03±0.13
42.6〜46.5歳1.04±0.09
46.6〜72.3歳1.00±0.07
同研究所によると男性は46歳でXY型精子とXX精子の割合が1:1となる。

男性5081人(16~71歳)の男の子XY型精子と女の子XX型精子の数をそれぞれ調べた調査がある。調査によるとおよそ46歳までだと男の子XY型精子のほうが女の子XX型精子よりも多くなる。女の子XX型精子が1だとすると男の子XY型精子は1.06であった。この1.06という数は男の子と女の子が生まれる現在の出生数の割合(男の子106人:女の子100人)と極めて同じものとなっている。(アメリカのロサンゼルス不妊治療医療グループによる調査)

女の子が欲しい時は高齢男性を選ぶといいかも?

最近では結婚する年齢が遅れる晩婚化が進んでいます。女の子が産みたいというときにはお相手に年齢を重ねた男性を選ぶのも良いのかもしれません。芸能界を見てみると高齢男性でありながら結婚して子どもを授かることが多くあるようです。三船敏郎62歳・俳優の上原謙71歳・歌舞伎の中村富十郎74歳の芸能人から生まれた子どもはすべて女の子でした。その他にも男の子しか生まれない家系や女の子しか生まれない家系などの話を聞いたことがありますが、こういったXY精子とXX精子の割合が関係しているのかもしれません。

引用参考元書籍:「Y染色体から見た日本人(岩波書店)」「 消えゆくY染色体と男たちの運命 オトコの生物学(秀潤社)